活動報告

平成29年1月7日(土)

魚島を語る【今治市・花梨】

親戚でもある上島町議会議員の松原彌一氏の親戚を中心とした会が、松原議員の息子さんが経営する今治市内の花梨にて行われ、家内と共に参加する。

松原議員の地元である魚島は、私の選挙区でも一番交通の便が悪く遠い島である。12年前に上島諸島の4つの自治体で合併する以前は魚島村と呼ばれる全国最小規模の自治体であった。

魚島村は、小さいながらも充実した自治体運営で、下水道率100%達成や村営ケーブルテレビやホームページの早期開設をはじめ、人口減少対策では大胆な移住者誘致に挑戦するなど注目されていた。しかも、健全な財政運営をしており合併時には旧4町村で最も多い、17億円もの基金を持っていたほどだ。

しかし、合併により魚島村と比べて規模も大きく利便性も良い他の3町村に対して存在感が薄れつつあるのも確かだ。そんな中で、選挙制度が旧町村ごとの選挙区制から全町一区となった昨年の町議選(定数14)で、魚島の代表者いなくなる恐れもあった状況で新たに40代の魚島漁協の新人が当選し、松原議員1人から代弁者が2人に増えたことは魚島にとり喜ばしい状況である。

最後の村長であった佐伯真登村長も同席しておられ、「小規模自治体の模範」と呼ばれていた自治体運営についてお伺いしながら、皆さんと離島の暮らしについて意見交換する有意義な懇談にもなった。

 

 

活動報告一覧