活動報告

平成25年7月22日

参議院選挙開票【東京・ANAインターコンチネンタルホテル東京】

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参議院選挙の開票は、都内ホテルに設置された東京開票センターで選挙結果を見守りました。結果は、朝7時に最後の当選者が決定し、前評判通りに自民党の圧勝に終わりました。我々日本維新の会は、全国比例では6議席、選挙区では2つの議席を獲得させて頂きましたが、非改選の1議席をあわせても議員立法を提出できる10議席を確保することにはなりませんでした。

 

これで、参議院でも与党が安定多数となり、6年前の参議院選挙以降、「決められない政治」といわれ、混迷が続いた国政が安定し、少なくとも次の国政選挙となる参議院選挙までの3年間、内閣総理大臣がじっくりと地に足をつけて政策実行ができる体制ができあがったことは評価ができます。

 

しかしながら、衆参両院の同じような役割や選出方法であるが故に、「衆参ねじれ」が生じれば迷走を続けてしまう国政に対しては、その問題の本質的を解決しなければならないことも確かで、私達が主張している統治機構の改革の必要性は何ら変っておりません。消費税、TPP、社会保障など国民に負担や痛みを強いることになる難しい課題では、安倍首相も高支持率を必ずしも維持できるとは限らず、指導者が長期的視点に立った国家戦略を遂行できるような「制度」に変えることが必要です。この安定期間こそ、統治機構改革、すなわち戦後レジームからの脱却へ向けて果敢に挑戦すべき時期にきています。

 

また、ネット選挙解禁にもかかわらず、今回の投票率は52.61%となり、3年前の参議院選挙(57.92%)や衆議院選挙では戦後最低だった昨年末の選挙(59.32%)と比べても下がり、国民の国政への関心が低下傾向にあるのも事実です。我々、日本維新の会も国政に進出して約半年ですが、国会での活動や政策についての発信が満足にできなかったことは大いに反省すべきであり、今後は、党内ガバナンスはもちろん、地方組織の強化も含め、地道な活動を展開することで国民の支持を勝ち取らなければならないと痛感しております。

 

 

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全国比例で当選したアントニオ猪木氏

 

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