活動報告

平成26年6月16日

日本維新の会分党の件について【愛媛県】

日本維新の会は、5月30日に開催された両院議員懇談会において、党執行部より分党するとの話が正式にあり、6月5日までにどちらの党に行くのかを選択して、松野頼久幹事長まで回答するようにとの説明がありました。この問題のきっかけとなった結いの党との合併は、野党第一党になることで野党再編の引き金を引くことを目指すと聞いておりましたし、その結果、我が党が分裂するとは青天の霹靂で、しかも党内が混乱している状況で、僅か1週間足らずで去就を判断するにも、将来の政治活動に少なからず影響を及ぼすことになり得る大事な決断を、この短期間で判断するには日数が足りなさ過ぎましたし、多くの同僚議員も同様の意見でありました。

私自身、秘書時代も含めて20年近く永田町政治に係わってきた経験から、1年生である今は、有権者の期待に応えられる国会議員を目指して、今は力を蓄える時期であると思い、国会での質問や地元での有権者の声を聞く、現場主義を貫くことを優先し、こうした政局には当選以来、一線を画してきたつもりであっただけに、今回の件は大変残念でなりません。

私は既得権益打破や統治機構改革を目指す、橋下代表の主張に賛同し、日本維新の会での衆議院選挙の出馬を決めました。

民主主義には、政権交代の受け皿となる健全な野党が不可欠であり、野党再編には大賛成でありますが、今まで所属してきた党のかたちがなくなり、解党するというのであれば、自分が政治家になった覚悟を踏まえ、むしろ一旦、無所属になることが政治家として筋を通す本来の姿であると思い、当面は無所属で活動していくという決断に至りました。

党内において、この決断は62人の同僚議員の中で、私一人という結果となりましたが、熟慮した結果、この混乱した政局で「どちらにつけば損か得か」ではなく、所信を貫き、我が道を前進していこうと決意致しました。(無所属を表明した林原議員は、党執行部より無所属ではなく保留扱い)

この決断にあたっては、中村時広愛媛県知事や愛媛・松山維新の会をはじめ、支援者の方々にも説明し、ご理解を頂きました。

これからも政局ばかり見ず、腰を据えて、しっかり地に足をつけた政治活動を引き続きしていきたいと思いますし、様々な陣営からお声掛けは多数頂きましたが、今後もひと波乱、ふた波乱あることが予想される政局に左右され、国会や地元での活動をないがしろにするくらいなら、無所属で活動し、国政に送り出して頂いた皆様の期待に真摯に応えていきたいと思います。

今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

衆議院議員西岡新署名

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